第五留
パンを裂くときイエスは御自分を現される
司 祭: いのちの主よ!
会 衆: わたしたちの歩みを照らしてください。
司 祭: パンを裂くときイエスは御自分を現される。
朗読者: ルカによる福音。
聖 歌 B 主のみことばを聞こう。主の現存の神秘の中で。
朗読者: 二人が「一緒にお泊まりください。そろそろ夕方になりますし、もう日も傾いていますから」と言って、無理に引き止めたので、イエスは共に泊まるため家に入られた。一緒に食事の席に着いたとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いてお渡しになった。すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。二人は、「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。そして、時を移さず出発して、エルサレムに戻ってみると、十一人とその仲間が集まって、本当に主は復活して、シモンに現れたと言っていた。二人も、道で起こったことや、パンを裂いてくださったときにイエスだと分かった次第を話した。(ルカ24章29~35節)
先唱者: 主の日に、兄弟たちは約束をして、一緒に「パンを裂くために」集まります。イエスはすべての信者に、いのちのパンを与えると約束なさいました。毎週、わたしたちはそのパンを待ち焦がれ、この「パンを裂く」集いを、イエスがその友だちに約束なさった、本当の交わりの時とみなすべきです。
司 祭: 神の民すべてが、聖体を、いのちを与える糧と認めるには、強い信仰が必要です。共にこう祈りましょう。「いのちのパンよ、おいでください。」
会 衆: いのちのパンよ、おいでください。
司 祭: いのちと愛の泉であるあなたに祈ります。
会 衆: いのちのパンよ、おいでください。
司 祭: 教会が与えるすべての恩恵の源泉であるあなたに祈ります。
会 衆: いのちのパンよ、おいでください。
司 祭: 終わることのない国の希望であるあなたに祈ります。
会 衆: いのちのパンよ、おいでください。
司 祭: 祈りましょう。わたしたちの主イエス・キリストよ、いのちの泉はあなたのうちにだけあります。あなたのご聖体に対する大きな愛を、わたしたちにお恵みください。そしてこの大きな賜をいただくにふさわしい者としてください。あなたは世々に生き、支配しておられます。
会 衆: アーメン。
聖 歌 ⑥ アレルヤ アレルヤ 宿に着き 食事の席に着いたとき 弟子たちの目は開けた。イエスは彼らにほほえみ パンを裂いて 分け与えられた。
A アレルヤ アレルヤ キリストは復活された アレルヤ アレルヤ。