第 六 留

イエスは弟子たちに生きていることをお示しになる

 

司 祭: いのちの主よ!

会 衆: わたしたちの歩みを照らしてください。

司 祭: イエスは弟子たちに生きていることをお示しになる。

朗読者: ルカによる福音。

聖 歌 C 主よ、あなたのみことばを聞き、その深い意味を悟らせてください。

 

朗読者:  こういうことを話していると、イエス御自身が彼らの真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。彼らは恐れおののき、亡霊を見ているのだと思った。そこで、イエスは言われた。「なぜ、うろたえているのか。どうして心に疑いを起こすのか。わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしだ。触ってよく見なさい。亡霊には肉も骨もないが、あなたがたに見えるとおり、わたしにはそれがある。」こう言って、イエスは手と足をお見せになった。彼らが喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、「ここに何か食べ物があるか」と言われた。そこで、焼いた魚を一切れ差し出すと、イエスはそれを取って、彼らの前で食べられた。イエスは言われた。「わたしについてモーセの律法と預言者の書と詩編に書いてある事柄は、必ずすべて実現する。これこそ、まだあなたがたと一緒にいたころ、言っておいたことである。」そしてイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて、言われた。「次のように書いてある。『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。エルサレムから始めて、あなたがたはこれらのことの証人となる。わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。高い所からの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい。」(ルカ24章36~49節)

 

先唱者: 主よ、あなたの教会の学び舎で養成されたあなたの司祭たちは、あなたと同じ話し方で語ることができます。わたしたちに、預言者たちの言葉や、救い主を遣わすと御父が約束されたことを思い起こさせてくれます。あなたが、御自分の使命のしるしをお示しになったのに、人々がそれを拒絶したことに就いて話してくれます。

 

司 祭: ですから主よ、わたしたちは、心の熱情のすべてを傾けて祈ります。あなたの教会に、聖なる司祭をお与えください。

会 衆: 教会に聖なる司祭をお与えください。

司 祭: イエスよ、キリスト信者の家庭が、子どもたちが召命に従うのを、妨げることがないようにと祈ります。

会 衆: 教会に聖なる司祭をお与えください。

司 祭: イエスよ、召された人たちが、あなたのみ声に寛大に、直ちに答えるようにと祈ります。

会 衆: 教会に聖なる司祭をお与えください。

司 祭: イエスよ、司祭たちが権威と熱意と愛をもって、聖なる役務を果たすようにと祈ります。

会 衆: 教会に聖なる司祭をお与えください。

司 祭: 祈りましょう。あなたの教会に司祭たちをお与えくださる父である神よ、彼らをあなたの聖なる霊で満たしてください。彼らが愛に満ちた言葉であなたの救いを告げ知らせ、真のゆるしの使徒でありますように。わたしたちの主、キリストによって。

会 衆: アーメン。

 

聖 歌 ⑦ アレルヤ アレルヤ 固く閉ざした高間の戸から 復活された主が ほほえみのうちに現れて 言われた。「あなたがたに平和!」

A アレルヤ アレルヤ キリストは復活された アレルヤ アレルヤ。